HOUSE O RENOVATION
2020-
築30年が経ち、家族4人と親戚との同居により計5人での生活がはじまった。
夫婦や親世代は高齢となったためバリアフリーの要求があった。
さらに、普段はリビングで集まるが、お互いが適度に距離を保てる部屋の要求もあった。
要望ではでてこなかったが、広い敷地と大きな容積の室内に連続性がなく、「もったいない」空間が大いにあった。
そこで各要求は満たしつつも、動線を整理し、庭や自然とのつながりをもったプランニングを提案し、リビングには吹き抜け空間を設けて今後需要の無い2階を有効活用することができた。
このような高齢化した世代が集住し、それに合わせた住宅のプラン変更は高齢化社会において1つのケーススタディとなり得るプロジェクトであった。
DATA | ||
所在地 | 熊本県 | |
用途 | 住宅 | |
構造 | 木造 | |
規模 | 地上2階 | |
延床面積 | 180m2 | |
Photo | FUMIYUKI EGAMI |